クラスを受け持っている時に、
ボディメカニクス(体の効率良い使い方)や、
リズムや、感覚を伝える時に、
色々なイメージが湧いてくることあります。
武道とマッサージ・セラピーの体の使い方は
良く似通っている事があります。
それは、相手に対して最大限の力を
自分の体に無理なく使うことに通じているかと思います。
腕だけの力を使わず、足の力や、自分の体の重さを
利用していくからですね。
今日は福岡と富山からの遠方からの生徒さんのクラスでした。
お二人とも、レベル2のディープティシューマッサージのクラスです。
スウェディッシュマッサージに加え、
もっと専門的になっていくので、
ボディメカニクスはとても大事になってきます。
今回は前腕部へ仰臥位のみでアプローチ。
手だけを使って施術すると、腰が曲がり腰痛の原因にもなります。
決して棒立ちにならないように施術していくのですが、
その際の感覚は、「おへそでところてんを押し出す。」!!
という表現がぽんっ!と出てきました。
生徒さんも「おへそで。。。」と、
身体の使い方が解ってきた感じ。。。
手技療法の基本はお腹からの力です。
ディープティシューマッサージのストリッピングという
ストローク法は、しっかりとお腹の力を使って、
ターゲットの筋肉繊維の方向に滑らすのですが、
それが、おへそでところてんを押し出す感じかも。
ナンノコッチャ?だったらすみません。
また、スウェディッシュマッサージの
エフルラージュは、時には
「バターがトーストの上で溶けていく感じ」
だったりします。
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じわ〜っとセラピストの手のひらが
クライアントの身体に溶けていく感じです。
食べ物の例の登場が多いかも。
感覚を覚えるのにも、いろんな表現を使って覚えると、
イメージがわかりやすいのではないでしょうか?