FLOWボディセラピースクールの
レベル3のメリディアンディープティシューのクラスでも
学んで頂きますが、
妊娠時に押してはいけないポイントが肩、腰、四肢に数点あります。
マタニティーマッサージをするセラピストさんは、
必ず知っていなければいけない事ですし、
リフレクソロジーをされる方も
反射区のマップ以外にマストで知っておかなければいけない必須の注意事項です。
それは、経穴の「三陰交」です。
なあ〜んだ!そんなことか〜。と、
思われるセラピストさんはしっかりと
学ばれていらっしゃる方だと思います。
え!?!?!知らなかった!?!?
と思われる方も、これで分かった訳ですので、
今後気を付ければいいだけです。
私もアメリカのカレッジのShiatsu(指圧)の
授業で知りました。

さて、三陰交ですが、脾臓の経絡にあります。
国際WHO表記では、(SP-6)です。
fullsizerender
内くるぶしの一番高い所から指4本分上の
脛骨上にあります。
女性の生殖器に関わる特効ツボです。
ここは、リフレクソロジーでもリンパの反射区でもありますね。

さて、ここでちょっと思い出話。
私が卒業したアメリカのスウェディッシュインスティチュートでは、
同じマッサージ・セラピー専攻のクラスに
男性の生徒さんが何人も居ました。
たまたま、在るクラスメートの奥様が妊娠中で、
予定日を1週間以上過ぎてもなかなか生まれない。。。
困って、彼の取った行動は、、、、
妊娠中の禁忌のポイントをしっかりと圧えて
マッサージしたらしいです。
劇的にイキナリ破水して出産!と、
描いたシナリオ通りにはいきませんでした。
しかし、間もなく無事に出産の運びとなったようです。
私達セラピストは禁忌に施術することは
絶対ないので、ちょっと驚きの体験です。

私はマタニティーマッサージをする時に、
時々この事を思い出します。
ん?その時生まれたベイビーは、
もう15歳になっているのかしら。
月日が経つのは早いですね〜〜〜。