肩こりの筋肉と言うと、
皆さん「僧帽筋」とご存じの方も多いと思います。
あの、サロンパス!などを貼るところです。
今回はセラピストさんへのブログになりますが、
Body Therapy NY FLOWで行っている手技について少しご紹介します。
背中が凝ったというときに、
僧帽筋は背中にある筋肉として認識されていますので、
マッサージ中はクライアントさんは下向きで、
セラピストは背中を施術していきます。
しかし、ここだけに注目していると
僧帽筋に怒られます!(笑)
実は体の前面にもありますので、
そこがミソ!!!
肩こりに大きく関係しているのです。
(ちょっとわかりにくい図ですが、左側に示されているのが僧帽筋の前面の筋肉)
僧帽筋は背中の筋肉なので、下向きで!というのが常識ですが、
上向きで僧帽筋上部線維をしっかりとアプローチすることは
肩が挙がっている人(肩甲骨の挙上)には必須の施術となります。
そして、肩こりの皆さんはこの僧帽筋の上部線維が縮んで固くなっています。
ここにしっかりと血流を上げて、
固くなった凝りの部分に酸素と栄養分を届けてあげましょう!
この部位はレベル1のスウェディッシュマッサージクラスでも教えています。
インスタにどんな施術法なのかをリール動画でアップしてしていますので、
こちらからご覧になってみてください。↓
https://www.instagram.com/p/C6nN-W8vNGs/
【僧帽筋】
起始:後頭骨の上項線の内側3分の1、外後頭隆起、項靭帯、C7-T12椎骨の棘突起・棘上靭帯
停止:鎖骨外側3分の1、肩峰、肩甲棘
作用:
上部繊維:肩甲骨の上方回旋・内転・挙上、頚椎伸展・側屈、胸郭挙上
中部繊維:肩甲骨の内転、上方回旋、胸椎伸展
下部繊維:肩甲骨の上方回旋・内転・下制