ミュージシャンのメンテナンス

― 身体は、楽器の一部 ―

先日いらっしゃったのは、
定期的にメンテナンスをさせていただいている
ミュージシャンのクライアントさん。

音楽家の方って、本当にアスリートだといつも思います。

「身体が資本」という言葉がありますが、
音楽家にとってはそれ以上。

身体そのものが、楽器の一部。

だからこそ、
良い演奏、良いパフォーマンスのためには
身体のメンテナンスが欠かせません。

その日の身体、その日の心に合わせて

施術をするうえで、
私が一番大切にしているのは「今」の状態。

  • 本番はいつなのか

  • ツアーはいつから始まるのか

  • ここ数日の練習量は?

  • 身体の感覚はどうか

  • メンタルの状態は?

  • 疲労は肉体的?それとも精神的?

  • こわばりや痛みはどこにある?

  • 心配なことは?

これをマニュアルにすることはできません。

だからこそ、
丁寧に感じ取りながら、
その日、その瞬間に合わせて施術を組み立てていきます。

身体が整うと、演奏が変わる

不思議なことに、
身体が整うと、メンタルも整います。

指運びが軽くなるだけで、安心感が生まれる。
身体が自由に動くと、即興の精度が上がる。
呼吸が自然に深まると、集中力が高まる。

そして、

「プロに身体を見てもらっている」という安心感も
大きな支えになります。

これはきっと、
どの分野にも共通すること。

あのイチロー選手が
グローブの手入れを徹底していたように、
プロほど、土台を大切にしています。

今回のクライアントさんは…

今回いらしたのは、クラリネット奏者の方。

クラリネットが分解されてケースに収まっている姿を、
私は初めてじっくり見ました。

とても美しい楽器。

関西ツアーを終え、東京に戻られたばかり。
移動しながらの演奏は、想像以上に体力を使います。

クラリネットは比較的コンパクトとはいえ、
楽器を持っての移動、リハーサル、本番。

きっと素晴らしい演奏をされたのだろうと、
お身体から感じられました。

演奏をやりきった後の、
独特の充実感と疲労感。

施術後は、
身体も呼吸もすっと整い、
楽器も身体も、どちらもピカピカに。

音楽家・ミュージシャンの身体メンテナンス事例。疲労回復やパフォーマンス向上につながるマッサージの役割とは?

音楽家・ミュージシャンの身体メンテナンス事例。疲労回復やパフォーマンス向上につながるマッサージの役割とは?

身体のメンテナンスは、特別な人のものではありません

スポーツ選手だけのものでも、
音楽家だけのものでもありません。

どんな職業でも、
どんな毎日でも、

元気でいるための“土台づくり”は、すべての人に必要なもの。

忙しい日々の中で、
つい後回しにしてしまう身体。

でも、本当に大切なのは、
がんばる前のケアかもしれません。

あなたの身体も、
本来の軽やかさを取り戻してみませんか?

触れられることで、
思っている以上に、心も身体も整っていきます。