ヨガを長く実践されているインストラクターの方々は、

身体の声を聴き、呼吸を通して心を調えていくことの大切さを深く理解されています。

その姿勢に、私はいつも尊敬の気持ちを抱いています。

ヨガの学びの中で「解剖学」は必ず触れる分野ですよね。

どのポーズがどの筋肉や関節に働きかけるのか、

呼吸が自律神経にどう影響を与えるのか——。

それを理解することで、指導にも説得力が増し、生徒さんの体験もより安全で深いものになります。

スウェディッシュマッサージもこの「解剖学」を基盤にしています。


筋肉・筋膜・リンパ・神経の働きを理解し、それに沿ってアプローチすることで、体は自然と回復しやすくなるのです。

動くための筋肉をすでに知っているヨガ講師の方であれば、

バランスを整えていくための筋肉に関してはすでにご存知の知識を使っていくだけです。

そして、リラックスだけではなく、身体のバランスを整えたり、

痛みの症状を緩和したりとした

スウェディッシュマッサージのテクニックはとても楽しく、

人体をまた違う角度で見ていく指針にもなるでしょう。

 

ヨガ哲学とマッサージのつながり

 

ヨガ哲学には「アヒンサー(非暴力)」や「サントーシャ(知足)」といった考え方がありますよね。

これはマッサージにも通じるものがあります。

 

セラピストは力で押さえ込むのではなく、身体の声に寄り添いながら施術します。

クライアントに「もっと柔らかくなろう」「もっとリラックスしよう」と強いるのではなく、

 

ただ今の状態を受け入れ、そこに呼吸とタッチを通わせる。

 

セラピストが治すのではなく、

クライアントさん本人の治癒力を目覚めさせる。

その優しいあり方は、まさにヨガの精神そのものだと思うのです。

 

新しい柱としてのマッサージ

 

ヨガ講師の方の多くは、すでに個人レッスンやセッションを提供されているのではいでしょうか。

そこにスウェディッシュマッサージを取り入れることで、

生徒さんに「動」と「静」の両面からサポートができるようになります。

 

ヨガで身体を鍛え、呼吸で心を整える。

マッサージで緊張をほどき、安らぎを深める。

このコンビネーションは、生徒さんにとっても大きなギフトになるはずです。

ヨガと共に歩むセラピストの道

 

「ヨガを教えること」と「マッサージを施すこと」。

どちらも、人の心身をより良い方向へ導くための行いです。

 

ヨガを大切にされているインストラクターの方だからこそ、

スウェディッシュマッサージを学び、セラピストとしての道を広げていくことができる。

それは決して新しいことを“足す”だけではなく、

これまで培ってきたヨガの学びを、さらに立体的に活かす道でもあるのです。

 

全国のヨガインストラクターのみなさん。

 

あなたが大切にしてきたヨガの経験と智慧を、マッサージという形に広げてみませんか?

FLOWボディセラピースクールは、そんな挑戦を全力でサポートいたします。

 

ヨガの実践者でもある講師が受け持ちますので、

ヨガの用語が飛び出すこともあります。

きっと、その方が体感覚としてよりリアルに感じられのではないでしょうか?

 

ヨガを学ぶことは始まりはあっても終わりはないように

ボデイセラピーの世界も同じく

人体を学んでいくことに始まりはあっても終わりはありません。

いつ始めるか?はこころが本当に動いた時かもですね。

👉 講座の詳細はこちらからご覧いただけます:

マッサージスクール