足の指は10本ですが、
この10本を上手く使えていない方もいらっしゃいます。
親指以外の指が他の指を重なって、
極端になると床に付いていない場合もあります。
これが浮き指というものです。
意外とご本人が気づいていないことが多いかも知れません。
足裏のマッサージをしていると、
左右で指の太さに違いがあることに気づきます。
指が重なって、浮き指ではないかと推測します。
歩くときに使っていない浮き指は細くて、
ひょろひょろしていて、力が入っていないのです。
浮き指を持たれている方は
足裏が地面に着いている場所付が不均等で、
しっかりと大地を捕まえて歩いていないので、
歩き方に問題があり、歩く筋肉を正しく使えていなくて、
膝に痛みがおこったり、
足が太く痩せにくかったり、
太ももの外側が張っていたりと、
足の指だけでなく、膝やふとももにも影響が出てきます。
夏は家の中を裸足で歩く機会も多いので、
指を10本全部使っているかどうか確かめて見て下さい。
そして、できるだけ10本全部を使って歩く、
しっかりと立つをやってみて下さい。
できたら、まっすぐに歩いてみる。
そうすると、筋肉を正しく使って歩く歩き方になっていくと思います。
年齢を重ねると、だんだんと筋力が衰えていくので、
正しく歩くよりも、楽に歩く(というか、使い勝手の良い筋肉を使っている)ほうが多くなり、
それが不均等な歩き方になり、
膝の痛みや股関節の痛みなどに繋がっていきます。
そこで、ちょっとだけトレーニング。
足の指でじゃんけんしたり、
タオルを足の指がつまんで引き寄せるエクササイズもいいですね。
裸足の季節。
浮き指があるかどうか、
夏の間にチェックしておきましょう。
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一般社団法人スウェディッシュ・ディープティシューセラピー協会
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FLOWボディセラピースクール