心が疲れてしまったり

つらかったり、

気持ちの頑張りが限界だったり、

誰しもそんな時があり、

今が1番キツいと感じるとき。

人は触れられると癒されるのです。

安全で安心した場所で

触れてもらうと

ほんのひとときかも知れないけれど

癒されます。

そのひとときが実はとても大事な時間だったりします。

自律神経では

頑張っているときにはストレス状態であり交感神経が優位になっています。

触れられたり、マッサージされることで

腹側迷走神経が働き副交感神経が優位になり、リラックスします。

繋がりによる安心感が高まるのですが、

そんな身体の仕組みにも助けられているのです。

私も、マッサージに助けられたことも何度も。

アメリカでマッサージ留学をしていた時、

勉強は大変で、毎週試があるし、なかなかクラスメイトとも打ち解けられず、

住んでいる部屋には完全なプライベートな空間もなく、

全然リラックスする暇もなく、

気持ちにも全く余裕がなくなっていました。

そんなときに、授業ではあるものの、

触れられることでとっても癒やされたのです。

マッサージの実技の授業で、

学ぶ時間ではあったものの、

私のこころから和める時間でした。

そして、セラピストとなっても、

ニンゲンダモノ、いろいろと落ち込むこともありますよね。

でも、マッサージのセッション中は集中するので、

その時間はどこかセラピスト側の私が癒やされていました。

オキシトシンの研究では、

触れる人のほうが触れられる人より

愛情ホルモンのオキシトシンが出るらしいですね。

ここまでは、ちょっとマッサージセラピストとしてのお話。

 

自分がキツイと思う時は、

どんなにこころに余裕が無くても、

人に優しくすることでとても癒やされます。

いっぱいいっぱいの時って人に当たったり、冷たくしたり、自分勝手になったり。

でも、それでも優しくすることで

自分が癒やされるのです。

これは、私がそうできているから言っているのではなく、

沢山失敗してきたから。

自分自身に、はあ〜〜〜〜ってため息つきたくなる時、

心の余裕がない時、

思わず誰か近い人に当たったりしたり、

そうして傷つくのは自分なんですよね。

わがままに近い人を傷つけたりする。

余裕がないからできない事もあるけどね。

人を癒やすお仕事をしている人は

自分を癒やすのが下手だったりするんではないかな?なんて思います。

 

まずは、自分から。