ヨガの経典(ヨーガ・スートラ)の教えとマッサージセラピーは

とても似ていると思いますので、

今回はその類似点をマッサージセラピスト視点で

ヨガの教えである八支則を見てみようと思います。

①ヤマ(YAMA)―禁戒・道徳律

 五戒

  1. アヒンサー(非暴力)
    ―セッションで相手に怪我をさせない。また、自分も怪我しない
    無理しない、させない
    施術時の圧や、ストレッチなど、また思慮のない言葉でも相手を傷つけない
    ドレーピングで相手を不安にさせない
  2. サティア(嘘をつかない。正直)
    ―できることとできないことの境界線をちゃんと引けるのがプロ
    例えば、妊婦さんへのケアができないのに、やってしまうのは危険です
    自分の実力以上にやらないことも大事です
    身体はまだまだ解明されていないことも多いので、解らないことは正直に
  3. アステーヤ(不盗)
    ―盗まないというのは物質でも時間でも
    施術時間を守ることはセラピストとしての信頼につながります
    セッションの始まる時間に遅刻しないのは当たり前ですが
    セッションの時間をセラピストの勝手で長くやらないことです
    また、クライアントさんにも場所のご案内など不本意な遅刻を減らす用意が必要
  4. プラフマチャリア(禁欲)
    ―自己のエネルギーのコントロール
    もっといいところを見せたいとか、自分が治してやろうとかという
    自己の利己的なエネルギーで欲を満たすのをやめる
  5. アパリグラハ(不貧)
    ―もの、気持ち、お金などに欲張らず、執着しない
    どんなクライアントかによって差別しない

 

②ニヤマ(NIYAMA)―守るべき規律・祈念

   五訓

  1. シャウチャ(清浄)
    ―心と身体の浄化
    サロンの中やリネン類サロン着などはいつも清潔に
    常にセラピストは清潔第一で
    心の中もクリアにしておくこと
  2. サントーシャ(知足)
    ―ありのままのものに感謝する
    来てくださるクライアントさんにいつも感謝の気持を忘れずに
    どんな状況でも施術できることに感謝して
  3. タパス(苦行)
    ―肉体と精神を強く高めておく
    苦しいことがあってもそれが成長への糧をなる
  4. スワディヤーヤ(読踊/学習)
    ―知識と技術と自己を常に高めておくために学習する
    マッサージだけでなく様々な分野において
    常に学びの精神でいること
  5. イーシュワラ・プラニダーナ(信仰/自在神祈念)
    ―生かされていることに感謝し、宇宙や自然と繋がりともに生きる
    身体に感謝し、その身体を持っていることへの尊厳と畏敬の念を持つ

③, アーサナ(ASANA)―姿勢

         マッサージをする時の姿勢はとても大切です

         それはセラピストを守ることと、クライアントに心地よい圧を生み出し

         セッションをより自然に行うことができます

④,プラーナヤーマ(PRONAYAMA)―呼吸法

         プラーナは呼吸や気、エネルギーで、ヤーマは方法です

         呼吸を使って施術することはエネルギーを自然に循環させます

         クライアントの呼吸にも気を配りながら、

         セラピストが呼吸をゆったりと穏やかにすることで自律神経は副交感神経優位になり

         それが相互作用となり同期します

⑤,プラティヤーハラ(PRATYHARA)―感覚制御

         感覚と感情を制御し、意識を自分の内側へ向けていく瞑想状態ですが、

         マッサージにおいては感覚を制御するというより、

         瞑想的な客観視をいつもしていくことに繋がります

⑥,ダーラナ(DHARANA)―集中する

         セッションに集中します
(本来の意味ではディヤーナとサマディへ心を進めていきます)

⑦,ディヤーナ(DHYYANA)―瞑想

         集中しきった状態で心を静かにクリアにしておきます

         ゾーンと言われるすべてが見えていて、全てがコントロール下であり自由

⑧,サマディ(SAMADHI)―三昧/悟り

         心の作用の死滅と言われる境地

         全てがワンネス(一体感)を感じ、満ち足りた幸せの状態

なかなかサマディに至ることは体験できないかも知れませんが、

マッサージをする側もされる側も

エネルギーを高めて、心を静かにし、身体も満ち足りた幸せが味わえたら

本当に素敵な時間になりますよね。

私は瞑想とマインドフルネスの指導者でもありますが、

ヨガはもっぱら実践者で、指導はしていません。

久しぶりに以前取ったTTのテキストを参考にして

セラピスト目線での八支則をご紹介させて頂きました。

(結構忘れているものですね。汗)

ヨーガ・スートラは表現の仕方によっては若干の意味合いの違いがあるかと思います。

ヨガ哲学を極めている方はここ違うぞーってところもあるかも知れません。

どうぞそこはご容赦を。

FLOWボディセラピースクールにはヨガのインストラクターさんも多く受講され、

ご自身のヨガのクラス以外にも

マッサージを提供されてインストラクターとセラピストを兼任されていらっしゃいます。

現代のヨガは解剖学がTTの必須科目にあるところは

スウェディッシュマッサージをやるのに解剖学的知識が必要なのと同じですね。

ヨガ講師の方やヨガ好きの方で、

マッサージもやってみたいと思われる方がいらっしゃったら

是非FLOWボディセラピースクールの体験会にご参加下さいね。

https://bflow.jp/contact/

          

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一般社団法人スウェディッシュ・ディープティシューセラピー協会
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